左は写真集「古都鎌倉へのまなざし」
約50年前の鎌倉の写真がたくさん載っている本。市役所とか市内の一部の書店で売っているようです。
60年くらい前にあった「鎌倉カーニバル」、タイムスクープハンターみたいにタイムワープができたら行ってみたいイベント。当時は今みたいに娯楽が多くなかっただろうからカーニバルが行われるとなるとたくさんの人が見に来ただろうなあ。
鶴岡八幡宮のぼんぼり祭や鎌倉宮の鳥居のあたりは今とそんなに差がない気がする。
右は「宇治拾遺物語」。
面白そうだから買ってみた。
なぜそう思ったかと言うと・・・
主人がネットで「あんたの好きそうなの見つけた」と言って見せてくれたのがもう終わってしまってるけど「蘆屋道満の歌舞伎」。
で、蘆屋道満を検索してみたら白黒の頭のピエロみたいな悪魔みたいな人が出て来て爆笑。ゲームに出て来るキャラらしいけどPinterestでもこの人しか出て来ないっすよ!(笑)興味のある人は検索してみて下さい。更に調べたら宇治拾遺物語に出て来るらしい事が判明。実在の人物じゃないかも知れないけど道長を呪う?とか書いてあったのでその話が読みたかったからというとんでもない理由。脳内では悪魔みたいなその人が呪ってる図ができてるのが怖い。
主人が面白がって「蘆屋道満のコスプレ衣装買ってやろうか〜、ジョジョのジョリーンの格好はきわどすぎるけどこれだったら着て歩けるんじゃない?」とか冗談を言う。1万5000円とかで売ってるんだったら結構な需要があるってことでコミケとかへ行ったら2、30人くらいはその格好の人がいるかも???
でもあの不思議なカール頭どうやって作るんだろう?
で、本の内容なんだけど上のトンデモ動機とは関係なく興味深い。
こぶとり爺さんの話や百鬼夜行の話、時々下ネタの話もある。
今、芥川が創作の参考にした芋粥の話を読んだ所。芥川はこの本読んで何を思ったんだろう、とか思いながら読むのも面白い。
でも現代語訳がなかったとしたら多分意味不明。